秋から冬に脂がのって旬になる「イトヨリダイ」を使って、酢締めにしてから皮目を炙った「炙り〆鯖」のようなものを作っていきます。
さばき方については、下記の動画を見ると分かりやすいと思うので見てみてください。
酢で締めた魚は保存性も高まりますし美味しいですよね。
綺麗な外見だけでなく、味も良い優秀な魚です。
イトヨリダイ(糸撚鯛、または、糸縒鯛。学名:Nemipterus virgatus)は、硬骨魚綱スズキ目イトヨリダイ科に属する海水魚である。
出典:wikipedia・・・イトヨリダイ
綺麗と言われるアマダイよりも、個人的には綺麗だと思っています。
この虹色のような輝きですよ!
ウロコを取るのがもったいないくらいです。
ちなみに、尾ビレから伸びている糸を撚ったような物があるからイトヨリダイと呼ばれる由来になっています。
それでは、料理していきましょう。
イトヨリダイの酢締めの作り方?炙らない方が美味しかった・・・
酢締めにし終わった状態です。
後は皮目に切り込みを入れてから、バーナーなどで皮目だけを焼いていきます。
残ったアラをアラ汁にしましたが、上品な良い出汁がでて美味しかったです。
酢締めにした物を炙った物です。
美味しいのは美味しいのですが・・・
好みの問題もありますが、何もしていない生の柵、昆布締めにした物を炙った方が美味しいと思いました。
わざわざ、手間をかけて作る甲斐がありませんよね。
酢締めにして美味しく食べたいのなら、柵の状態にして最初に皮目に熱湯をかけてから氷水で冷やし、塩をして1時間、酢で30分ほど締めて食べる方が美味しいと思います。
小型の物なら、皮目に熱湯をかける必要も無く、酢締めにして食べるときに切り込みを入れるだけでも良いです。(大きさや季節、脂のりによって、塩をする時間と酢に漬ける時間の調整が必要)
こういうのも、実際に試してみないと分からないので良い経験になりました。
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