人造砥石の定番で、
人気があるシャプトンの「刃の黒幕」・・・
そして、
シャプトンから販売されている砥石修正器(面直し砥石)が、
「刃の黒幕」に最適な「なおる」になる訳です。
メーカーが研究して造ったものなので、
相性が良いのは間違い無いはずですよね!?
という事で、
「なおる」を見ていきましょう。
一般的な、
セラミック製の面直し砥石とは違い、
硬くて重い鉄の鋳物で造られているのが特徴です。
重量感があるので、
安定して研ぐ事ができます。
シャプトン「刃の黒幕」純正の面直し砥石「なおる」の使い方!?
砥石を修正する際には、
金剛砂(修正パウダー)が必須です。
付属されているのは、
中砥石用の中目、荒砥石用の荒目だけなので・・・
仕上げ砥石用の細目が欲しい場合には、
オプションになり別途で購入しないといけません。
しかし、
金剛砂の種類さえ揃えれば、
荒砥、中砥、仕上げ砥まで万能だけでなく、
表面が滑らかになり綺麗に仕上げられる!
代用として使われる、
コンクリートブロックで擦るより、
砥石同士で擦り合わせるよりも早く滑らかに仕上がります。
砥面には、
溝が彫られていますが・・・
一見、
金剛砂(砥石パウダー)が流れて意味の無いように感じませんか!?
使用してみればわかりますが、
外に流れ出さないような溝の構造になっているのです。
外側の端に溝が外へ繋がって無く、
金剛砂が中心へと循環するような構造になっています。
「なおる」の手入れ方法と注意点!?
道具の手入れは大事・・・
使用した後の注意点は、
鉄の鋳物なので水分が残っていると錆びる!
そのため、
使用した後に熱湯をかけて、
水分を飛ばして拭き取れば錆を防止できます。
錆びる鋼の包丁の手入れと同様ですね。
裏側を見てみると、
南部鉄器のような鉄鋳物の質感です。
シャプトンのマークも嬉しいポイント!?
土台の足には、
滑り止めとなるゴムが貼られています。
安定していないと、
平面精度が出ませんので大事な部分になる訳ですが・・・
接地面が少ないために、
このままでは滑りやすいので、
シリコンマットや雑巾などを敷いて使ったほうが安定します。
それでは、
動画で「なおる」と「刃の黒幕」の使用例を見てください。
家庭では十分すぎる切れ味ではないでしょうか!?
最初は、
錆びていて使われていない包丁でしたが・・・
少しづつ、
鏡面へと近づいてきました。
切れ味も戻り、
気持ち良く料理できるようになりました。
それから、
シャプトンには二種類の修正砥石が販売されています。
写真右側が、
今回の記事で紹介している「なおる」、
写真左側が、
最高級のダイヤモンド砥石、
銅の鋳物にダイヤモンドを融着した「空母」です。
空母では、
荒砥石を面直しする事は推奨されていません。
もちろん、
硬いダイヤモンドなので、
研ごうと思えば可能すが・・・
取扱説明書の使用方法は、
守ったほうが良いでしょう。
結果、
「空母」より「なおる」の方が、
安価で万能に使える砥石修正器だと思います。
片刃の和包丁の裏を研ぐ場合には、
平面精度が非常に重要というか必須ですので、
砥石の面直しをしてみてはどうでしょうか!?
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