砥石を使って包丁を研いでいますか?
簡易的なシャープナーを使って研ぐ方法もありますが、回数を重ねれば重ねるほどに、先端の刃先しか研がれないため、切刃の角度が鈍角になって切れ味が落ち続けてしまいます。
そこで、砥石を使って切刃の全体を研いで、鋭角な刃付けをしていくわけですが・・・
包丁を砥石で研いでいると、包丁だけが研げるだけでなく、砥石も同時に研がれて変形していきます!
表面が歪んだ砥石で研ぎ続けると、鋭角な刃が付かないだけでなく、包丁本来のの姿も崩れるので、必ず「砥石の面直し」も忘れずにしてください。
今回紹介するのは、砥石の面直し専用の砥石、ツボ万のアトマ「取手付きダイヤモンド砥石修正器」です。
YouTubeにアップしている刺身包丁の研ぎ方の動画で使用していますので見てみてください。
取っ手が無く両面使える物もありますが、片面しか使えないデメリットがあっても、使い勝手は抜群に良いのでオススメします。
砥石修正機の選び方とは?
細目、中目、荒目の番手があるのですが、一つだけ選ぶとしたら、中目を購入すれば万能に使えるかと思います。
使ってみると違いが歴然ですが、海外の大量生産の物より、日本製の道具は品質が良いため長持ちします。
安価な物を何個も買うより、少々高くても使い勝手が良く長持ちするものを購入した方が、結果的に無駄もなく満足に繋がるのではないでしょうか?
無骨で無駄のないデザインが好きです。
細部の仕上なども丁寧に作られていて、日本製の品質の高さがわかりますよね?
さすが、メイド・イン・ジャパン!
張り替えられるダイヤモンド砥石?
そして、一番の強みがダイヤモンド粒子を張り替えられること!
使用していくうちに、硬いダイヤモンド粒子でも徐々に研がれて摩耗してきますが、別売りのシートを購入すれば簡単に張り替えできます。
全てを買い換えるわけでなく、シートを張り替えるだけで安価で新品の状態に戻せると言うわけです。
といっても、ダイヤモンド粒子の耐久性は高く、シートを貼り替えたことは一度もありません。
素早く削れて、耐久性が高く、平面精度も崩れないというのが魅力です。
私は、多くの砥石修正機を持っていて、実際に使っています。
砥石修正機を使わなくて、コンクリートブロックを使ったり、砥石同士で共擦りしたりする方法もありますが、早くて正確な平面にするには、専用の砥石修正機を使うのが一番です。
左から、ナニワ研磨工業の海老印セラミック製砥石修正機、シャプトンの「なおる」、シャプトンの「空母」など、他にもまだありますが・・・
コストパフォーマンスに優れて総合評価が高いのが、ツボ万のアトマ「取手付きダイヤモンド砥石修正器」です。
ツボ万のアトマ「取手付きダイヤモンド砥石修正器」の何が他の砥石修正機と違うのかというと、下に置いて研ぐか、上から研ぐかです。
写真のように、取っ手付きだと上から修正できるので、包丁研ぎの自然な流れで砥石を修正することができます。
また、両面の砥石修正機であれば、下に置いて研ぐか、上から研ぐかもできますが、砥石を直接手で掴むので手の皮も一緒に削れて、長時間研いで気づいたときには、赤切れしてヒリヒリするなどといったことにも繋がりかねません。
取っ手があるだけで、赤切れすることもなく、快適に面直しをすることができるので、「ダイヤモンド砥石修正機取っ手付き」を紹介してみました。
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