包丁を研いでいますか?
包丁が切れると気持ちよく料理できるので、砥石を使って研いでみてください!
今までに、様々な、研ぎ台、砥石、砥石修正機の紹介をしてきましたが、コストパフォーマンスや性能と万能に使えるという観点から見て、私がオススメする総合評価の高い5選を選んでみたので紹介していきます。
包丁を研ぐには、研ぎ台(砥石固定台)、砥石(荒砥石、中砥石、仕上砥石)、砥石修正機(面直し砥石)があれば、包丁の刃欠け修正から切れ味を増す仕上まですることができます。
- 研ぎ台(砥石固定台)
- 荒砥石
- 中砥石
- 仕上砥石
- 砥石修正機(面直し砥石)
なるべく、何を選べば良いか迷わないように、簡潔明瞭に説明していきますので、それぞれを詳しく見ていきましょう。
先ずは、砥石を固定するための研ぎ台(砥石固定台)「伊藤製作所 123 ステンレス砥石台 (センター付) GS-S」を紹介していきます。
詳しくは、下記の記事に書いてあるので見てみてください。
砥石を固定する上で、絶対に注意しないといけないことが、安定した安全な場所に設置して研ぐ事です。
砥石を不安定なところで使うと、滑り落ちたりして怪我の原因にもなるので気をつけてください。
そして、研ぎ台の大事な所は、砥石全体を固定して滑らないようにすることが大事になります。
写真のように両端の2点で固定する物ではなく、真ん中にも可動式のゴムがある3点で固定する物の方が更に良いです。
濡らした布巾などの上に置いたりする方法もありますが、力が入ると沈んだりして均等に研げません。
砥石固定台には、鉄にクロームメッキをしたものと、写真の18-8ステンレス製の物があります。
鉄製はステンレス製より安価ですが、使用していくと錆びてくるので、ステンレス製を購入すると良いです。
鉄製の物もステンレス製の物も外観は似ているので、購入する際は、ステンレス製かどうか確認してから購入するようにしてください。
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砥石は荒砥石、中砥石、仕上砥石の三つを使い分けた方が良い理由とは?
次に、先ほどの砥石台に固定する砥石、シャプトンのセラミック砥石「刃の黒幕」を紹介していきます。
詳しくは、下記の記事に書いてあるので見てみてください。
砥石の種類
- 荒砥石・・・刃欠けなどの修正に使い、普段の研ぎでは使わない
- 中砥石・・・普段の研ぎで使う、一番使う基本的な砥石
- 仕上砥石・・中砥石で研いだ後の仕上げに使い、切れ味と刃持ちが良くなる
荒砥石、中砥石、仕上砥石を詳しく見ていきましょう。
「荒砥石の320番、ブルーブラック」です。
普段の研ぎでは、基本的に使うことはありませんが、刃先の欠けなどを直したり、修正をしたりする際に使用します。
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「中砥石の1500番、ブルー」です。
包丁研ぎで一番使う砥石なので、持っておいても損はありません。
荒砥石と仕上砥石の中間で万能に使えるため、最初に一つだけ砥石を購入するのなら中砥石をオススメします。
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「仕上砥石の5000番、エンジ」です。
中砥石で研いだ後に使用することで、刃先が滑らかになり、切れ味が増し、刃持ちも良くなります。
注意点として、荒砥石で研いだ後に仕上砥石を使うと、作業効率が悪く時間がかかるだけなので、中砥石で研ぐ工程を飛ばさないようにしてください。
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砥石修正機(面直し砥石)、「ツボ万 アトマエコノミー 取手付」を紹介していきます。
砥石を使って包丁を研いでいくと、包丁が研がれるだけでなく、砥石も研がれて歪んでいき、平面ではなくなってしまうため、砥石修正機(面直し砥石)を使って砥石を平面にしておくことが大事になります。
詳しくは、下記の記事に書いてあるので見てみてください。
砥石を使用してから、平面に修正していくのですが、取っ手が付いていることで、手への負担も少なくて済みます。
ダイヤモンド砥石などを、手で直接に握って作業していると、手や指の皮膚に爪も削れてしまうので気をつけてください。
実際に経験すれば分かることですが、皮膚の表面が荒れ「あかぎれ」の状態になり、ヒリヒリしたりする原因です。
ダイヤモンド粒子は張り替え式なので、研磨力が落ちてきた場合は、別売りの「アトマエコノミー替刃」(荒目:140番、中目:400番、細目:600番、極細目:1200番)を貼り付け直せば、新品の時と同じように使えて経済的です。
アトマエコノミー替刃の種類
- 荒目:140番
- 中目:400番
- 細目:600番
- 極細目:1200番
ただ、私が使用しているのは400番の中目ですが、Amazonや楽天市場で探してみた結果、入荷未定や割高になっていました。
荒目を購入した場合でも、砥石修正機を使って大まかに調整した後に、荒砥石の修正は中砥石で共擦り、中砥石の修正には中砥石と仕上砥石で共擦りしたり、最終的に番手の近いもの同士でで共擦りすれば、表面を滑らかに仕上げることができるので問題ありません。
下記のリンクは、「ツボ万 砥石修正用アトマ 荒目 #140 取手付 12665」になりますので考慮してください。
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包丁の切れ味が良ければ、身の崩れやすい魚でも綺麗に切ることができるので、包丁への愛着を感じながら研いでみてください。
切れ味というだけあり、味だけでなく見た目にも違ってきますし、繊維を傷つけないので日持ちも良くなったりもしますよ!