本カワハギも美味しいですけど・・・
代用品のような扱いのウマヅラハギも、
活き締めして血抜きしていれば変わらず美味しい!
旬は卵を持つ4月~7月の夏とされていますが、
カワハギの醍醐味である肝が最も肥えるのは、産卵を終えて体に栄養を溜め込んだ10月~2月の冬になります。
しかし、
通年を通して美味しいのがカワハギの魅力でもあります!
釣りをしている人には分かると思いますが、
おちょぼ口で餌を噛りながら上手に餌だけ盗むエサ取り名人です。
本来の釣りのターゲットではなく、
外道でも嬉しいお土産になります!
ウマヅラハギの雄は赤い筋繊維が多く刺身に向かない!?
馬面なカワハギだから、
ウマヅラハギと分かりやすいですよね!
そして、
本カワハギとウマヅラハギの大きな違いは、
雄と雌では身質が違うということです。
本カワハギの雄と雌ではそう大差はありませんが、
ウマヅラハギの雄は雌に比べて赤い筋繊維が多い(刺身でも問題なく食べられますが見た目が悪い)ために、
見た目が悪く取り除かないといけないので刺身には向かないという事です。
ウマヅラハギの雄特有の赤い筋繊維がついたものを、
刺身にする動画を見ると良く分かると思います。
ちなみに、
取り除いた赤い筋繊維もアラ煮の煮付けや、
お吸い物などにして食べれば無駄になりません。
肝和えの肝を裏漉しすると美味しい!?
そして、
完成したウマヅラハギの肝和えが・・・
肝和えも色々な方法があり、
生肝を包丁で叩いて刺身と合わせるのと、
肝を蒸して裏漉ししてから刺身と合わせる場合などがあり、
醤油かポン酢で味付けするのかでも違いがあります。
今回は、
酒をふって蒸した肝を裏漉しして、
刺身醤油で味付けした肝醤油の肝和えにしました。
肝を裏漉しすると血管や筋などを取り除く事ができるので、
口当たり良く食べやすくなります。
ゴロゴロっとした大きな肝の塊も好きですのでお好みの方法で!
薬味の紅葉おろしに刻みネギとレモンの相性は抜群です。
濃厚な肝醤油で和えたウマヅラハギの上品な白身とくれば・・・
もう、
呑むしかありませんよね!?
冷酒をぐい呑でグイッと!
この組み合わせも良いのですが、
御飯との相性も良いんですよコレが・・・
何杯でもいけそうな気がします!
好物の中でも大好物のカワハギの肝和えに満足しました。
という訳で、
本カワハギの肝和えも記事にする予定ですのでお楽しみに~