イサキを湯霜造りの盛り付け

 

 

梅雨時期に旬を迎えるイサキは、
脂が乗り、和洋中の料理を問わず万能に使える魚です。

 

漁業関係者に美味しいと思う魚は何と質問すると!?

 

イサキと答える方が多いように、
味が濃くて力のある魚なのです。

 

 

梅雨が旬のイサキ

 

 

イサキは釣りのターゲットとしても人気があります。

 

釣って楽しく食べて美味しい、
たとえ外道として釣れても嬉しいお土産に!

 

 

皮付きで刺身を美味しく食べるための湯霜造り!?

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イサキを湯霜造りにした柵

 

 

釣り物で鮮度が良いイサキの柵です。

 

柵に布巾などを被せて、
サッと皮目だけに熱湯をかけて氷水で粗熱を取ると、
脂の旨味がある皮目を身と一緒に食べられる湯霜造りの完成です!

 

湯霜造りの作り方については、
真鯛を湯霜造りにした動画を見てください。

 

 

 

 

氷水に浸しすぎると水っぽくなるので、
20秒ほどで引き上げて水分を拭き取ってください。

 

身だけを食べるより、
皮を一緒に食べたほうが旨味が強い刺身に・・・

 

しかし、
好き嫌いもあると思うので、
皮を引いて皮だけ熱湯でサッと茹で、氷水で冷やして水分を拭き取り、
刺身の添えとして使うと無駄がありません。

 

イサキの焼き霜造りの記事は下記を見てください。

 

 

イサキの焼霜造り

 

 

どちらも美味しいので、
お好みの方法で試してみてはどうでしょうか!?

 

 

梅雨が旬のイサキを梅が効いた煎り酒で!?

 

 

イサキの湯霜造りの切り方

 

 

先程の湯霜した柵に切れ目を入れてから刺身に切りました。

 

脂が乗っている身を切ると、
包丁に脂も付いて切れにくくなるので、
切るたびに水に濡らして硬く絞った布巾で包丁を拭くと断面も汚れなくて綺麗に切る事ができます。

 

刺身を美味しくするポイントは切れる包丁が必須、
刺身専用の刺身包丁があると全く別の刺身ができます。

 

切れ味が味になるシンプルで究極の料理が刺身!

 

ちなみに、
私が使用しているのは、一尺で鋼材が銀三の柳刃包丁です。

 

刃の長い刺身包丁には理由があり、
前後にギコギコと動かさず、刃渡り全体を使ってスパッと一息で切ってください。

 

 

イサキを湯霜造りの盛り付け

 

 

器に大葉とワサビにレモンだけで、
ツマを使うこと無く簡単に盛り付けました。

 

 

イサキの湯霜造り

 

 

皮は旨味の脂が乗っているだけでなく、
コラーゲンが豊富なので食感も楽しめます。

 

皮は美味しいですよ!

 

 

イサキの湯霜造りを煎り酒で

 

そして、
梅雨の時期に旬を迎えるイサキを、
刺身醤油ではなく、梅干しが効いた日本古来の調味料である煎り酒で!

 

刺身醤油だと素材の色味が殺されてしまいますが、
煎り酒なら素材本来の色味を楽しみながら上品に食べる事ができます。

 

 

煎り酒でイサキ本来の味を楽しむ

 

 

もちろん、
イサキの湯霜造りで日本酒を・・・

 

 

イサキの湯霜造りで一献

 

 

自分で料理をする楽しみとは何!?

 

自分が食べて酒の肴として楽しむのも醍醐味ですけど、
自分だけでなく喜んで貰えると嬉しいので料理をするのも苦になりません。

 

しかし、
刺身って美味しい酒の肴ですよね~

 

大好物の刺身でした!

 

 

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