思うんです・・・
キンメダイは刺身より、
煮付けのほうが美味しい魚なのではないかと!?
適度に脂があり、
煮付けと相性が抜群の身質だと思います。

その名の通り、
金色の目をしたキンメダイです。

このまま、
煮付けるには大きすぎる・・・
捌いていきましょう!

煮付けにしようと思ったのですが、
三枚おろしにした身は炊き込みご飯にしました。
キンメダイのアラを美味しく食べる方法の霜降りとは!?

という訳で、
魚を丸々一匹捌くと残るアラを使った煮物・・・
酒呑みが好きな肴、
アラ煮にしていきます。
大好物だという人も多いのではないでしょうか!?
先ずは、
アラに塩を振って1時間ほど置いておき、
熱湯にサッと浸して色が変わってきたら氷水で冷やし、
残ったウロコや血合にヌメリを落とす「霜降り」という下処理を丁寧にしてください。
そうすると・・・

煮汁で煮ていっても、
アクがほとんど出ません!
濁った煮汁ではなく、
澄んだ煮汁になります。
また、
落し蓋の代わりに、
リードキッチンペーパーを使うと、
アクを吸い取ってくれて一石二鳥です。
それでは、
盛り付けていきましょう。

白髪ネギを天盛りにして簡単に盛り付け・・・
そして、
キンメダイの炊き込みご飯も用意しました!

これで、
キンメダイを余すことなく使い切る事ができるという訳です。
キンメダイの煮こごり!?深海魚はコラーゲンが豊富!?

ちなみに、
残った煮汁で豆腐を弱火で煮込むと絶品です!

なぜなら、
キンメダイの皮や骨から出る出汁は・・・
コラーゲンが豊富なので、
冷えると煮凝りができるのですから!
最近では、
深海魚の人気も高まってきて、
昔は商品にならなかった魚が高級魚なんてこともあります。

身よりも旨味が濃い、
骨周りのアラを使わない手はありません。
やっぱり、
煮物って染み染みと良いものですよね・・・
特に、
寒い時期には堪らない肴になる事でしょう。
もちろん、
熱燗でどうぞ~





