秋から冬の10月~12月に旬を迎える「ヒゲソリダイ」を使って、刺身と兜焼きを作っていきます。
変わった名前の魚ですが、脂ものっていて味も良いです。
下記にある動画を見ると分かりやすいと思うので見てみてください。
後で写真でも見せますが、背ビレが太くて鋭く危険なので気をつけてください。
最初に、ハサミで切っておくと初心者でも安全に捌けます。
40センチほどの大きさのコショウダイです。
私だけかもしれませんが・・・
コショウダイのような、クロダイのような、スズキっぽい特徴もあるような感じではないでしょうか?
コショウダイの体高と形状、クロダイの顔つき、スズキのエラとウロコと感じました。
そして、何より特徴的で見分けられるのがヒゲです。
このように、ヒゲを剃ったような見た目から、ヒゲソリダイと言うように分かりやすい特徴ですよね。
体高や厚みもあり重量感があります。
見た目からして脂ものっていそうですよね。
コショウダイの背ビレは太くて鋭い!最初にハサミで切り落としておくと初心者でも安全!
太くて鋭い背ビレです。
毒針ではないのですが、魚のトゲは刺さると手が腫れて危ないので、最初にハサミで切り落としておくと良いと思います。
ハサミで切り落とさないままウロコを取る場合は、ウロコ取り器の柄を長くもって作業してください。
尻ビレの前にも短く太いトゲがあります。
さばき方については、冒頭にある動画を見てみてください。
それでは、ヒゲソリダイの刺身と兜焼きに焼酎で乾杯です。
皮目に脂がのっているのが分かるでしょうか?
ちなみに、皮を包丁で引く際に脂がある魚は、皮と身に脂の層があるので簡単に引けます。
しっかりとした身質、癖もなく脂と白身の旨味があり美味しいです。
魚で例えると、タイのような、ヒラスズキのようなといった感じがします。
兜焼きです。
手前にあるのは、一緒に焼いた魚卵です。
脂がのっているので皮もパリッと焼けておいしいです。
今回、ヒゲソリダイを初めて調理して食べてみましたが、何の料理にしても美味しいだろうなと思いました。
あまり、見かけることがないかもしれませんが、見かけたら試してみてください。
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