タチウオの骨せんべいの盛り付け方

 

タチウオは身も美味しいですけど、骨までも美味しく無駄なく食べられます!

ウナギやアナゴの骨せんべいよりも、タチウオの方が、カリッとパリッと骨も全く気になりません。

一石二鳥で、骨のカルシウもまるごと補給できますよ。

詳しいタチウオの捌き方については、下記の動画を見てみてください。

 

 

ほぼ、捨てる部位がないので無駄なく使えるのが分かると思います。

 

太刀魚(タチウオ)

 

タチウオはウロコがないので捌くのも手っ取り早いのも良い所!

ウロコがあると、飛散ったりして掃除が面倒ですからね。

 

 

タチウオ(太刀魚、立魚、帯魚、魛、学名:Trichiurus lepturus、英名:Largehead hairtail)は、スズキ目サバ亜目タチウオ科に属する魚類回遊魚

 

生態

世界中の、熱帯温帯域の沿岸から大陸棚にかけて棲息する。日本では北海道から九州南岸の沿岸部のほか、瀬戸内海で漁獲量が多い。

体長は150cmから最大で234cm[1]約50cmに成長するのに5年程度必要[2]。名前の由来は、金属光沢で平たく細長い体型から『太刀魚』、あるいは、水面の獲物を狙い垂直に立って泳ぐ習性から『立ち魚』とされる。

銀色に輝くのはグアニン色素層[3]で覆われているためで、体表にを持たない。胸ビレは発達せず、尾ビレや腹ビレは退化している一方で背ビレが大きく発達し(背中全体に伸びて130軟条以上)、運動は主に背ビレを波打たせて行う。

頭はとがっており、一見獰猛そうな鋭く発達した歯が目立つ。体は全体に左右に平たく、幅は指4本などと表現される。生きている間はやや青味がかった金属光沢を持つが、死後ほどなくすると灰色がかった銀色となる。

体表のグアニン層は人が指で触れただけですぐ落ちるほど落ちやすいが、生時は常に新しい層が生成し体を保護している。かつては銀粉を採取し、セルロイド製の文房具(筆箱や下敷きなど)や、模造真珠マニキュアのラメに用いた。

産卵期は海域により異なるが概ね5月から10月[4]主産卵期は5月から6月[2]。稚魚や幼魚のうちは、甲殻類浮遊幼生や小さな魚などを食べている。成魚はカミソリのような歯で小魚を食べるが、時にはイカや甲殻類を食べることもある。ただし貝やエビなど硬い殻を持つものは一切口にしないことから、漁師たちは「タチウオは歯を大事にする」と言い習わしてきた。この鋭い歯は、人の皮膚も容易に切り裂くため、生きているタチウオを扱うときには手袋などをして身を守る事が推奨される。泳ぐ力は弱く、エサの魚に追い付かないためエサが近付いてくるのを待っている[5]

成魚と幼魚とは逆の行動パターンを持ち、成魚は夜間は深所にいて日中は上方に移動し、特に朝夕は水面近くまで群れて採餌をするが、幼魚は日中は泥底の上の100メートルほどの場所で群れていて、夜になると上方へ移動する。

潮流が穏やかな場所では頭を海面に向けて立ち泳ぎすることがある。場所によってはこの立ち泳ぎが群れになる事がある。これは、潮流によってタチウオが一箇所に流されて来たという説と、敵から逃げる際に体に当たる光を目晦ましにするためという説がある。潮流が早い場所では立ち泳ぎが出来ないため、この光景は見られない[6]

 

名前の由来

その外観が銀色で太刀に似ていることより、「太刀魚」(タチウオ)と名づけられた[5](「刀」の字を取って「」と表記することもある)。別名にタチノウオ、タチ、ハクナギ、ハクウオ、サワベル(福島県での呼び名でサーベルが由来[5])、シラガ、カトラスなどがある。英名の由来は、和名の由来と同じようにその外観が「カットラス(舶刀)」と呼ばれる湾曲した刃を持つに似ていることから、「カットラスフィッシュ」 (Cutlassfishと呼ばれる。また、「サーベルフィッシュ」と呼ばれることもある[7]

出典:wikipedia・・・タチウオ

 

タチウオの子和え「共子和え」(タチウオの卵が珍味に!?)

 

関西では、比較的、馴染み深いタチウオの刺身ですが・・・

関東では、タチウオを刺身で食べることは珍しいそうです。

 

タチウオの歯は鋭くて危険

 

タチウオの歯は鋭いので注意してください。

 

タチウオは大名下ろしで捌いても骨に身が残らない!?

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大名おろしで二枚おろしにしたタチウオ

 

背骨の上に包丁を添えて、「大名下ろし」で捌いていきます。

骨に身が残るから贅沢な捌き方と言われている「大名下ろし」で捌きましたけど・・・

このように、タチウオの場合は、ほとんど身が残らないので全く問題ありません。

 

タチウオの腹骨をすき取る

 

腹骨をすき取ったら、刺身用の柵の出来上がりです。

タチウオの身の方は・・・

 

タチウオの子和え

 

タチウオの刺身と、タチウオの卵を塩漬けしたものと和えて・・・

「タチウオの子和え」の完成!

 

タチウオのたたき

 

タチウオの刺身と、刻んだ薬味を混ぜて・・・

「タチウオのタタキ」の完成!

 

タチウオの焼き霜造りを「拍子切り」にして盛り付けた拡大写真

 

タチウオの皮を炙ってから刺身にすると・・・

「タチウオの焼き霜造り」の完成!

本当に、タチウオは癖がなくて美味しい魚です。

 

骨せんべいの骨は干してから揚げると油ハネしなくて安全!?

 

 

冷蔵庫で水分を飛ばしたタチウオの骨

 

そして、タチウオの身を食べた後に残る物が骨!

「骨せんべい」は、油で揚げる「素揚げ」なので、水気を飛ばしておかないと油ハネして危険です。

つまり、干してから揚げないといけません。

 

水分を飛ばした背骨

 

干す方法も色々とありますけど・・・

冷蔵庫でラップをしないまま、6時間ほど置いておくと表面が乾いてくるかと思います。

 

水分を飛ばした腹回りの腹骨

 

触ってみて、手にくっつかない状態になるまで干してください。

 

タチウオの骨を食べやすい大きさに切る

 

最初に切って干しても構いませんが、食べやすい大きさに切ってから揚げていきます。

味付けは最初にしても良いのですが・・・

塩を振ってから揚げると、油が塩分を含んでしまうので揚げた後で振れば良いです。

 

タチウオの骨せんべいの揚げ始め

 

160度ほどの低温の油でじっくりと揚げていきます。

最初は気泡が出てジュワ~となりますが、干して水分を抜いてから揚げているので、油ハネも少ないので怖がる必要もありません。

太い背骨までパリッとなるように、低温で焦がさないように火を通してください。

 

タチウオの骨せんべいの揚げ上がりの色具合

 

骨に火が通って完成が近づくと、気泡も落ち着いてきます。

揚げ色と、触った感触がパリッと仕上がったら油きりしてください。

 

揚げたての骨せんべいに塩をふる

 

味付けは絶対に・・・

熱々の揚げたての状態に、岩塩、粗挽き黒胡椒などでお好みで味付けして完成です。

冷めてからだと味がつきません!

熱々の出来たてを盛り付けていきましょう。

 

タチウオの骨せんべいの盛り付け方

 

捨ててしまいがちな、タチウオの骨で「タチウオの骨せんべい」を作れました。

 

タチウオの骨せんべい

 

パリッとカリッとサクッと!?

小骨が嫌いな人でも、全く気にならずに食べられると思います。

 

タチウオの骨せんべいとビール

 

これが、ビールと最高に合うんですよね~

 

タチウオの骨せんべいの拡大写真

 

どうでしたでしょうか!?

見ての通り・・・

ほとんど、タチウオも捨てる所がありません。

無駄なく美味しく食べてあげましょう!

 

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