
タチウオは身も美味しいですけど、
骨までも美味しく無駄なく食べられます!
ウナギやアナゴの骨せんべいよりも、
タチウオの方が、カリッとパリッと骨も全く気になりません。
一石二鳥で、
骨のカルシウもまるごと補給できますよ~
タチウオはウロコがないので捌くのも手っ取り早い!
詳しいタチウオの捌き方については、
下記の記事と動画を見てみてください。
関西では、
比較的、馴染み深いタチウオの刺身ですが・・・
関東では、
タチウオを刺身で食べることは珍しいそうです。
タチウオの歯は鋭いので注意してください。
タチウオは大名下ろしで捌いても骨に身が残らない!?
背骨の上に包丁を添えて、
「大名下ろし」で捌いていきます。
骨に身が残るから贅沢な捌き方と言われている「大名下ろし」で捌きましたけど・・・
このように、
タチウオの場合は、ほとんど身が残らないので全く問題ありません。
腹骨をすき取ったら、
刺身用の柵の出来上がりです。
タチウオの身の方は・・・
タチウオの刺身と、
タチウオの卵を塩漬けしたものと和えて・・・
「タチウオの子和え」の完成!
タチウオの刺身と、
刻んだ薬味を混ぜて・・・
「タチウオのタタキ」の完成!
タチウオの皮を炙ってから刺身にすると・・・
「タチウオの焼き霜造り」の完成!
本当に、
タチウオは癖がなくて美味しい魚です。
骨せんべいの骨は干してから揚げると油ハネしなくて安全!?
そして、
タチウオの身を食べた後に残る物が骨!
「骨せんべい」は、
油で揚げる「素揚げ」なので、
水気を飛ばしておかないと油ハネして危険です。
つまり、
干してから揚げないといけません。
干す方法も色々とありますけど・・・
冷蔵庫でラップをしないまま、
6時間ほど置いておくと表面が乾いてくるかと思います。
触ってみて、
手にくっつかない状態になるまで干してください。
最初に切って干しても構いませんが、
食べやすい大きさに切ってから揚げていきます。
味付けは・・・
塩を振ってから揚げると、
油が塩分を含んでしまうので揚げた後で振れば良いです。
160度の油で揚げていきます。
最初は気泡が出てジュワ~となりますが、
干して水分を抜いてから揚げているので、
油ハネも少ないので怖がる必要もありません。
太い背骨までパリッとなるように、
低温で焦がさないように火を通してください。
骨に火が通って完成が近づくと、
気泡も落ち着いてきます。
揚げ色と、
触った感触がパリッと仕上がったら油きりしてください。
味付けは絶対に・・・
熱々の揚げたての状態に、
岩塩、粗挽き黒胡椒などでお好みで味付けして完成です。
冷めてからだと味がつきません!
熱々の出来たてを盛り付けていきましょう。
捨ててしまいがちな、
タチウオの骨で「タチウオの骨せんべい」を作れました。
パリッとカリッとサクッと!?
小骨が嫌いな人でも、
全く気にならずに食べられると思います。
これが、
ビールと最高に合うんですよね~
どうでしたでしょうか!?
見ての通り・・・
ほとんど、
タチウオも捨てる所がありません。
無駄なく美味しく食べてあげましょう!