近所でも手に入りやすい魚・・・
イサキを使った煮付けを作りました。
刺身が一番ですけど、
煮付けも染み染みと良いものですよね!
捌く前の写真を撮っていなかったので、
捌いた後に切れ目を入れた写真になってしまいました。
絶品の白子が小さいのが少し残念な所・・・
イサキの捌き方については、
YouTubeにアップしている動画を見てください。
それでは、
煮付け用の下処理をしていきます。
煮付けで一番大事なのは霜降り!?
80~90度ほどの熱湯にサッと浸けて表面だけが白くなったら、
冷水で冷ましてから残っているウロコや血合いにヌメリを丁寧に取り除く霜降りという大事な下処理をします。
臭みの素だけを取り除く!
今回は、
30センチのフライパン一つで煮付けを作りますので、
霜降りしたフライパンも綺麗に洗ってから煮ました。
水と日本酒を半々に砂糖とショウガを入れて、
魚の表面の8割ほどが浸かる水量に醤油を数回に分けて入れ、
三割ほどの水量になるまで煮詰めたら味醂を入れて一煮立ちさせて完成です。
味見をして、
最初は甘くて醤油が薄いなと思うくらいの塩梅が煮詰まると丁度良い具合になります。
煮詰まると煮汁が少なくなるので、
落し蓋を取り鍋を傾けて、お玉やスプーンなどを使い全体に煮汁を掛け回してください。
時間に余裕があれば、
一度冷まして温め直すと味が染み込みます。
ということで・・・
煮付けの添えにも旬の物を使うと美味しい!?
大分県日田市の小鹿田焼(おんたやき)の皿に盛り付けてみました。
添えてあるのは、
ショウガ、オクラ、木の芽です。
自家菜園で収穫した夏が旬のオクラ・・・
オクラはヘタの先とガクを切って板摺り(塩もみ)して、
サッと茹でて冷水にとって水分を除いたものを、緑の綺麗な色が飛ばないように煮付けが仕上がってから添えています。
季節感があまりない煮付けでも、
季節の食材を一つ入れると旬を楽しめますよ!
小さいですけど、
白子も一緒に添えています。
煮魚に切れ目を入れる理由!?
魚に切れ目を入れておくと味が染み込むだけでなく、
見た目にも美味しそうに見えるので一手間が大事です。
食べる時には、
美味しい煮汁に身を浸して食べてください。
お酒だけでなく、
白ご飯も進むイサキの煮付けを食べると・・・
日本人で良かったなと実感!
しかし、
定番料理は美味しく外れがありません。
基本の煮付け、
好みの魚で作ってみませんか!?