作り置きしておくと、
忙しい時に助かる常備菜・・・
それも、
サッと簡単に作ることができるのが、
京都で「おばんざい」と言われる家庭料理です。
「おばんざい」の中の一つで、
代表的なのが「炊いたん」という、
出汁でサッと炊き合わせた料理になります。
材料は何でも構いません。
今回は、
チンゲン菜、ブナシメジ、油揚げを用意しましたが・・・
余っている野菜などでも全然大丈夫、
家庭料理ですから気にすることはありません!
炊いたんの下処理とコツとは!?
ただ、
素材の下処理だけはしっかりと丁寧にしてください。
例えば、
砂が残らないように水洗いを丁寧に確実にするなど。
茎と葉の部分では火の通りが違うので、
先に茎から入れて葉は後で入れるなど。
これさえ、
守れば失敗することなく、
綺麗な色合いの「炊いたん」が作れると思います。
お手軽に、
最初から油抜きして刻んである油揚げを買ってみました。
初めての試しに購入してみたものの・・・
味が抜けている感が残念!
京都の「おばんざい」は関西風の出汁が基本!?
油揚げを乾煎りして、
チンゲン菜の葉以外の材料を入れて出汁で炊いていきます。
京都は出汁の効いた関西風・・・
鰹昆布出汁、砂糖、塩、薄口醤油、日本酒で、
あまり濃い煮汁ではなく薄色に仕上げます。
ある程度茎に火が通って透明感が出てきたら、
最後に葉を入れて、色鮮やかな緑色になる程度にサッと炊けば完成です。
熱々を食べても美味しいのですけど、
冷蔵庫で冷やしておいたものも美味しいです。
野菜がごちそう!
幼い時は大嫌いだったチンゲン菜・・・
現在では、
美味しいなと感じるようになりました。
ちなみに、
酒の肴にもなります!
その場合は、
「ちりめんじゃこ」などを加える(出汁の代わりにもなる)と良いかと思います。
サッとできる「炊いたん」を、
冷蔵庫に常備しておくと重宝しますよ~
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