貝好きなら、
サザエが好きだという方も多いはず!?
大人の味と言いますか、
肝のほのかな苦味が癖になる味わいのサザエですけど・・・
小さいものから、
大きいものまで、
日本国内にいるサザエの種類は54種類もいるそうなので驚き!
しかし、
サザエは美味しい貝という事に違いはありません。
そして、
今回は、小さなサザエ・・・
可愛らしいサイズの、
姫さざえ(ヒメサザエ)になります。
ヒメサザエという種類はありませんが、
小さいサイズの総称を意味するそうです。
一体、
どれぐらいの大きさなのか・・・
小さくて可愛らしいサイズのヒメサザエ!?
手乗りサザエ!?
4、5個くらい手の中に入る大きさが、
ヒメサザエと言われる大きさのサイズになります。
カワイイ姫さざえですね~
それでは、
ヒメサザエを煮て・・・
煮貝、
含め煮、
旨煮(甘味をもたせたもの)を作っていきます。
ちなみに、
今回は甘さ控えめに仕上げました。
先ずは、
タワシで軽く洗い流してから、
水の状態から火をつけて下茹でします。
沸騰してから15分ほど下茹ですると茹で汁が褐色に濁ってきます。
この茹でた汁は、
旨味も出ていますが、
雑味も一緒に含んでいますので捨てて、
流水で再度洗い流してヌメリや汚れを掃除してください。
そして、
ヒメサザエを煮ていく出汁はというと・・・
鰹昆布出汁、日本酒、味醂、醤油、砂糖などで煮ていきます。
お好みでショウガなどを加えてもいいでしょう。
ヒメサザエは砂がなく丸ごと食べられるサザエ!?
沸騰してから5分ほど火を通したら、
火を止めて余熱で粗熱が取れるまで冷まして放置し、
冷蔵庫で一日ほど寝かせて味を中まで染み込ませます。
取っ手の無い和の鍋、
「やっとこ鍋」があると便利です。
やっとこ鍋を流水ではなく、
氷水で急冷したりと用途も様々で・・・
調理をして蓋かラップをすれば、
柄がないのでボウルなどと同じく、
そのまま冷蔵庫に入れられますので重宝しています!
便利な道具なので、
鍋のカテゴリー記事としても追加していく予定です。
冷蔵庫に入れて、
冷やしながら味も含んだ状態なっています。
完成したので、
盛り付けていきましょう・・・
輪花鉢に出汁も一緒に注いで盛り付けました。
爪楊枝で食べるので、
蓋は外しておいたほうが食べやすい(殻から身を外して戻しておく)です。
爪楊枝でもサッと身を取り出せます!
出汁の味も染みていますよ~
それから、
ヒメサザエなど小さいサイズのものは、
そのまま丸ごと食べられるようにと、一般的に砂抜きされて売られていると思います。
という訳で・・・
丸ごと食べても砂の不快なジャリッとした食感もありませんよ!
安心して食べてください。
サザエのつぼ焼きと同じように、
酒の肴にピッタリな含め煮なので・・・
身の甘みと、
肝の苦味を日本酒で味わう!
出汁の旨味も含んで、
大人の味わいになったヒメサザエ・・・
コレはいけますね~
料理屋などで、
突き出しに出てくると嬉しくなる一品が完成しますよ!