目玉焼きなどをフライパンで焼いて、引っくり返したり取り出す際に必要になるのがフライ返しです。
フライ返しの素材は、木製やシリコン製に金属製などがあります。
テフロン加工などのコーティングされたフライパンには、金属製よりも木製やシリコン製を使った方がコーティングの膜を傷めずに使う事ができますが、シリコン製を購入する際には必ず耐熱性のものを選ぶようにしないと溶けるので注意してください。
私の場合は、コーティングされているフライパンや鍋などを使っていなく、鉄やステンレスの無垢なので金属製の「柳宗理のバタービーター」を選びました。
ここで、少し紛らわしいのですが、左側にあるのがバタービーターで、右側にあるものがターナー(フライ返し)です。
日本では、バタービーターもターナーもフライ返しと認識されるでしょうけど、一応ですが本来の用途は違います。
バタービーターとは、バターを潰したり、混ぜたり、ヘラのような使い方をするもので、ハンバーグやケーキなどの生地を作るときに使われるものですが、ターナー(フライ返し)の役割も果たし、炒め物などにもヘラとして使う事ができるのでオススメです。
ターナー(フライ返し)については、下記の記事を見てみてください。
食材をフライパンなどで焼いて、引っくり返したり、取り出したりする際に使う、ターナー(フライ返し)…
というわけで、万能に使える「柳宗理のバタービーター」を詳しく見ていきましょう。
バタービーターは曲面に沿って使えるから便利!
バタービーターのサイズは、一つしかありません。
バタービーターの先端は、柄部分と同一の18-8ステンレス製ですが、厚みの違う薄いものをスポット溶接して使用しているため柔軟な造りになっています。
スポット溶接といっても、数年間使用していて壊れたことは一度もなく、頑丈な造りですので安心してください。
そのため、掬い上げるときに曲面に沿って使え、焦げ付いたものでも剥がしやすいです。
フライパンでなく、曲面のボウルで使用しても材料を無駄なく掬えます。
ちなみに、柄の部分には吊り下げ用の穴がありますが使っていません。
柄の裏側部分には、メイド・イン・ジャパンの刻印があり、18-8ステンレスとありますが、ステンレスの中でも錆や酸による腐食にも強い素材です。
柳宗理のカトラリーを複数所持していますが、どれも品質が良くて長く使えるものなのでオススメします。
目玉焼きなどを取り出すのに、ターナー(フライ返し)よりも使いやすいバタービーター?
それでは、目玉焼きを取り出してみましょう!
実際に使ってみないとわからないと思いますが、柔軟なので掬い上げるのに適していると思います。
先端が薄いのでサッと隙間に入り込んで剥がしていく感じです。
冒頭でも説明しましたが、バタービーターがあれば、ターナー(フライ返し)と同様に使えて、それ以上に万能に使う事ができて重宝するので、バタービーターとターナー(フライ返し)の、どちらを購入するか迷った場合には、バタービーターを選択すれば間違いないかと思います。
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