刺身を美味しく食べるためには、美味しい刺身醤油(土佐醤油、煮切り醤油、寿司醤油)も欠かせません。
無添加のこだわり醤油や、たまり醤油を使ったり、自分好みに作れるのも良い所です。
下記の動画を見れば分かりやすいと思うので見てみてください。
ちなみに、マグロは中トロや大トロよりも赤身が一番好きです。
「刺身醤油の材料」
- 濃口醤油・・・250ml
- 日本酒・・・50ml
- 味醂・・・50ml
- 鰹節・・・3g
- 昆布・・・2g
割合で言うと、濃口醤油:5、日本酒:1、味醂:1、鰹節と昆布の量はお好みにして良いです。(甘めが好きならザラメを加えてください)
刺身醤油の作り方も様々あり、全ての材料を合わせて非加熱で作る場合もあります。
非加熱で作る場合は、日本酒と味醂のアルコールが気にならなくなるように、1週間は熟成させてから鰹節と昆布をペーパーなどで漉してください。
今回は、日本酒、味醂、醤油、昆布を加えて加熱して、アルコールを飛ばしてから鰹節を合わせて作りました。
日本酒と味醂だけを最初に煮切ってアルコールを飛ばしてから作る方法もありますが、少量の場合は煮詰まりすぎたりするので注意してください。
冷ましたらペーパーなどを使って漉して、煮沸消毒した容器に移し替えれば出来上がりです。
漉して残った鰹節と昆布は、刻んでおかかにすれば無駄になりません。
冷蔵保存すれば、2ヶ月は保存できます。
刺身や寿司だけでなく、豆腐にかけたり、出汁で割って使っても良いので万能調味料です。
刺身だけが美味しくても美味しくない!切り方と刺身醤油が大事?
マグロを柵取りした状態です。
自分で捌くと様々な部位を味わうことができます。
筋がないようにした柵です。
残った筋は、スプーンなどを使って身をねぎとればネギトロになります。
残った筋は加熱調理すれば、コラーゲンたっぷりで柔らかくトロットロの食感です。
皮岸の部分からもねぎとっているので、脂も加わって中トロや大トロのような味わいになります。
ネギトロ好きの人も多いのではないでしょうか?
刺身を切るときは、両刃の包丁よりも片刃の刺身包丁を使うのが一番です。
両刃の包丁を使う場合でも同じですが、刺身は切れ味が大事になってくるので、包丁を砥石でよく研いでおいてください。
刺身包丁は身離れが良いですし、切り口も滑らかで角が立って綺麗に見えます。
もちろん、見た目だけでなく、食感や鮮度にも切れ味は影響してくるので大事です。
それでは、自家製の刺身醤油で頂きましょう。
まろやかな味わいで、鰹節と昆布の旨味が主張しすぎることはなく、マグロの味を引き立たせてくれる刺身醤油です。
ぜひ、自宅でも美味しい刺身や寿司を、刺身醤油と一緒に楽しんでみてください。
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