小型の鯵(あじ)、小アジを使ってオイルサーディン風にしていきます。
オイルサーディンといえば、イワシを使ったオイル煮になりますが、小アジやキビナゴなどで作っても美味しいです。
下記の動画を見ると分かりやすいと思うので見てみてください。
作り方の工程は簡単なのですが、オイルで煮るような火加減を維持するのが重要な料理です。
先ずは、鮮度の良い小アジを選びましょう。
目に張りがあって澄んでいて、艶がある銀色に輝いているものを選んでください。
鮮度が落ちると、目の張りがなくなって白っぽくなり、凹んだようになっていきます。
目を横から見て、盛り上がっているようなら間違いなく鮮度が良い証拠です。
ある程度の量を捌く場合は、鮮度を落とさないために、海水程度の氷塩水に浸しておくと良いです。
真水の氷水に浸しておくと、鮮度が落ちたり白っぽくなって皮の銀色が飛んでしまいます。
塩分濃度10%の塩水に、冷蔵庫で30分ほど浸しておきます。
この段階で塩味が決まるので、自分好みに調整してください。
塩水に30分ほど浸した状態です。
先ほど説明しましたが、塩水を使う事で皮の銀色が飛ばないで綺麗に出てますよね?
オイルサーディンとはオイルで煮る料理?ハーブを焦がさないことと温度管理が重要!
オリーブオイル(エクストラバージンオリーブオイルより、癖の少ないピュアオリーブオイルがおすすめ)、ローリエ、赤唐辛子、黒胡椒、ローズマリー、タイム、ニンニク、などお好みのハーブやスパイスを用意してください。
表面が浸るまで、オリーブオイルを注いだら火にかけていきます。
揚げ物ではなく、低温のオイルで煮るように作ってください。
90度~100度になるまでは中火、90度~100度になったら弱火にして30分温度を保ち、ハーブやニンニクが焦げないうちに取り除いて(焦げ臭くなるため)、更に30分ほど温度を保ちながら煮ていきます。
同じ弱火で煮込んでいても、水分が飛んでくると温度が段々と上昇してくるので注意してください。
鍋底に皮が引っ付きやすいので、時折鍋を軽く揺すってあげると良いです。
骨ごと食べる場合は、アジの大きさによって、加熱時間が違ってくるので調整しましょう。
中骨から尾びれまで、丸ごと柔らかく食べられます。
美味しく食べられて、カルシウムの補給にもなるので作ってみてください。
ちなみに、旨味と香りが移ったオイルは、ペペロンチーノなどのパスタにすると美味しいですよ!
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