甘エビは好きですか?
刺身や唐揚げにすると美味しいですよね。
というわけで、甘エビ(ホッコクアカエビ)を使って、簡単で美味しい「甘エビの塩辛」を作っていきます。
甘エビの旬は産地によって大きく異なり、通年を通して漁獲されていて一般的には秋から春先と言われるようです。
下記の動画を見ると分かりやすいと思うので見てみてください。
もちろん、鮮度が良いので刺身で食べても間違いなく美味しいのですが・・・
刺身とは一味違った味わいを楽しめますし、3~5日ほどは冷蔵保存できるので日持ちもします。
生の鮮度の良い甘エビは、透き通るような鮮やかな赤色が特徴的です。
ホッコクアカエビ(北国赤海老Pandalus eous)はタラバエビ科に分類されるエビの一種。北太平洋の深海に生息し、重要な食用種として漁獲される。別名は、アマエビ[2](甘エビ[3])、ナンバンエビ[2](南蛮エビ[3])など。
出典:wikipedia・・・ホッコクアカエビ
殻も透き通っていて、緑色のエビ味噌(正確には内子で育つと卵になる)も透けて見えるのが分かるでしょうか?
刺身や塩辛にすると残る頭部や殻も無駄なく使っていきます。
それでは、料理していきましょう。
先ずは、鮮度を落とさないために塩水で洗っていきます。
頭部や殻も料理に使うので綺麗に洗ってください。
アマエビの「背わた」は取らなくていい?簡単な塩辛の作り方とは?
剥き終えた状態です。
ちなみに、甘エビにも「背わた」がありますが、他のエビと違って砂が入っていないので取る必要はありません。
クルマエビ、ブラックタイガー、バナメイエビ、アルゼンチンアカエビなどの場合は、砂が入っているので必ず背わたを取り除きます。
頭部と殻で出汁を摂って、味噌仕立てのアラ汁にしていきます。
甘海老の塩辛にも様々な作り方があり、身を酒で洗ってから使う方法もあります。
私の場合ですが、臭くももないですし、鮮やかな赤色を活かしたいため、最初の塩水で全体を洗うだけしかしません。
お好みの方法で試してみてください。
甘エビの剥き身の量に対して2%の塩、少量の日本酒、七味唐辛子をお好みで加えていきます。
材料は、3つだけです。
塩分量さえ守れば、イカを使った簡単な「白造りの塩辛」を作ることができるので試してみてください。
「アマエビの塩辛の作り方」
- 塩水で殻を綺麗に洗う
- 剥き身にする
- 身の量の2%の塩、少量の日本酒、七味唐辛子を剥き身と和える
- 落としラップをして冷蔵庫で1日馴染ませれば出来上がり
混ぜ終えたらラップをして、冷蔵庫で1日馴染ませれば出来上がりです。
頭部と殻、水と少量の酒を加えて火にかけ、アクを取りながら出汁を抽出して、最後に火を止めて味噌を溶き入れれば、味噌仕立てのアラ汁の出来上がりです。
エビ味噌と殻から出る出汁の旨味が濃厚で香りも良く美味しいです。
それでは、甘海老の塩辛と日本酒で乾杯です。
先ほども説明しましたが、身を洗ってしまうと白っぽくなり、鮮やかな赤色には仕上がりません。
人それぞれの考え方の違いもありますし、絶対という物はないので好みにしてください。
塩辛を作って翌日の状態ですが、日にちが経つことで「ねっとり感」が増してまろやかになってきます。
酒の肴にすると、どんどん酒が進んでしまいますよ!
というわけで、珍味的な物が食べたいという方は試してみてください。
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