何でも昆布締めにすると珍味になる!?
昆布が水分を吸い取り旨味が凝縮され、
昆布の旨味が素材に移り濃厚な味わいに・・・
お酒が呑める肴が完成します!
ということで、
天使の海老を使い「天使の海老の昆布締め」を作ってみました。
天使の海老は、
冷凍なので重宝するんですよね!
食べたい時に解凍すればよいだけ・・・
しかも、
天使の海老は刺身でも食べられる・・・
というか、
刺身用として売られています。
旨味成分でありアミノ酸の、
アルギニン、プロリン、グリシン、グルタミン、なども、
車海老、バナメイエビ、ブラックタイガー、ホワイトよりも多く含まれています。
天使の海老が美味しい理由ですね!
バラ凍結だから食べたい分だけ取り出し・・・
解凍は流水で1分~2分ほどで素早く解凍できます。
天使の海老は透き通るような青色が特徴的・・・
ですが、
加熱調理すると他のエビと同様に赤くなります。
エビの背ワタは調理前に必ず取りましょう!
ジャリジャリしたり、
食べたくないですから・・・
ちなみに、
甘エビの背ワタは取る必要がありません。
残った頭と殻・・・
頭は味噌汁の具や出汁としても使えますし、
殻はショウガとネギと油で加熱してエビ油などを作れば無駄になりません。
天使の海老を昆布締めにする下処理!?
頭、背ワタ、殻を取り除いた状態です。
塩水で洗ってヌメリをサッと取り除き・・・
キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取り・・・
両面に軽く塩を振って、
冷蔵庫で10分ほど置いておく間に・・・
昆布の下処理をしていきます。
昆布締めにする昆布の下処理!?
サッと乾拭きした昆布を、
日本酒と酢を同量入れたもので5分ほどふやかし、
水分を拭き取って昆布締めの昆布の下処理が完了です。
先程、
冷蔵庫に入れた塩を振った天使の海老を見てみましょう。
水気を拭いていたのですけど、
水分が塩の浸透圧で更に出てきました。
キッチンペーパーが濡れるほど水分が出てきますので、
綺麗に拭き取ってから下処理した昆布で挟んでいきます。
そのままの状態で挟みましたが、
開いた状態で挟んでも良いです。
昆布締めを短時間で仕上げたい時は、
開いたり刺身の状態にしてから挟んでください。
上下を昆布で隙間なく挟んだら、
ラップをして冷蔵庫で熟成させます。
一日ほど冷蔵庫で熟成させました。
水分が抜けて、
昆布の旨味が移り少し飴色になっています。
どう盛り付けようか迷いましたが・・・
そのままだと、
食べにくいかなと思い開きました。
中心部はこんな感じの締まり具合で・・・
生ハムのような質感に!?
挟んでおいた昆布も、
刻んで添えとして使えば無駄になりません。
ということで、
天使の海老の昆布締めを盛り付けていきましょう。
大葉、カボス、刻んだ昆布を一緒に盛り付けました。
醤油は付けなくて、
大分名産のカボスを一絞りするだけ・・・
爽やかな酸味と香りのカボスが最高に合うんですよね!
手についたカボスの香りも~
二種類の開き方をしたものを盛り付け、
単調になりがちな同じ素材でも変化をつけてみました。
肝心な味はと言うと・・・
天使の海老を昆布締めにすることで、
生ハムのような食感の珍味になりました。
この味なら、
オリーブオイルをかけて和風のカルパッチョにするのも面白くてアリだなと!
いよいよ、
待ちに待ったお楽しみの時間が・・・
天使の海老の昆布締めは日本酒と合う合う・・・
そして、
酒が旨くなる酒器!?
お気に入りの酒器で頂く時間は格別・・・
自分で調理するのが面倒な時もありますが、
醍醐味というか楽しみがあるので苦になりませんね~