トウモロコシを収穫したら、
料理するまでの時間が早ければ早いほど甘みがあり、
皮が柔く実が弾けるような食感で美味しい・・・
トウモロコシを収穫してから時間が経過してしまうと、
甘味の糖分がデンプンへと変わってしまうからです。
という訳で、
鮮度が大事なトウモロコシは、
調理しておいてから保存しておくと甘味を保てます。
非常に簡単でシンプルですけど、
塩茹でにしたトウモロコシは素材の味を楽しめて美味しいですよね!
トウモロコシの切り方は安全が一番!?
それでは、
トウモロコシの土鍋炊き込みご飯を作っていきます。
先ずは、
切りやすいように三等分にして・・・
生のトウモロコシの実の取り方ですけど、
二通りの方法があります。(トウモロコシ専用の身を取る道具もあります)
左側の方は、
桂剥きにしたトウモロコシです。
桂剥きにすると綺麗に実が取れますけど、
実が散らばりやすく手を切らないように注意が必要です。
右側の方は、
上から下に面を変えながら削ぎ落としたものです。
削ぎ落とした実は不均等な部分もできますけど、
実がバラけなくて手を切る心配もないので安全だと思います。
なので、
オススメの切り方は削ぎ落とす方法ですが・・・
お好みの方法で試してみてください。
トウモロコシの炊き込みご飯は水量を少なめにして炊く!?
トウモロコシの実を取りおえたら、
研いだ米、薄口醤油と塩で整えた鰹昆布出汁(お吸い物より少し濃い目の塩梅)、日本酒、無塩バターを加えて炊いていきます。
生トウモロコシの水々しい水分のある実を使うので、
出汁の量は少しだけ少なめで米の1.2倍ほどにしました。
中火でボコボコと沸騰するまで沸かし、
弱火にして10分ほどしたら火を消して10分ほど蒸らして完成です。
土鍋で炊くご飯は美味しいですよ!
そして、
土鍋ならではの醍醐味であるオコゲ・・・
蒸らしに入る前の段階で数十秒ほど強火にして、
パチッと音がしたら火を直ぐに消すとほどよいオコゲができます。
香ばしくパリッとした食感のオコゲは好きな人も多いですよね!?
土鍋だと、
お米もツヤツヤで一粒一粒が立ちフックラと炊き上がります。
お気に入りの炊飯専用の土鍋は、
雲井窯の中川一辺陶さんが造る鴨釉きまぐれ御飯鍋の五合炊き用です。
バターと薄口醤油と鰹昆布出汁の旨味に、
トウモロコシの甘味が加わって良い塩梅です。
〆の一品にも抜群!
季節の色々な炊き込みご飯や、
土鍋の記事も書かなくては・・・