貝類が好物な私です!
近所でも地元の新鮮な活きマテ貝を入手できるので、
マテ貝料理をけっこう作るのですが・・・
何時もは、
酒蒸し、酒蒸しバター、ワイン蒸し、ワイン蒸しバター、バター焼きになっています。
ただ、簡単だけでなく、
美味しいので作っている定番のマテ貝メニューですけど・・・
今回は、
マテ貝を洋風に夏野菜トマトソースのスパゲッティにしてみました。
それでは、
マテ貝の下処理からしていきましょう!
必ず、
マテ貝は活きているもの(砂抜きして冷凍してあれば大丈夫)を使いましょう!
マテ貝も砂抜きと塩抜きが必要!旨味も増す!?
マテ貝は軽く洗うだけで十分!?
アサリのようには砂が含まれていないとされるマテ貝ですけど、
海水程度の塩水に浸けて冷暗所で2~3時間ほど砂抜きしたほうが良いと思います・・・
このように、
汚れや砂が出てきますので!
砂抜きが完了したら、
マテ貝の割れやすい殻を割らないように流水と手で軽くゴシゴシして洗い、
ザルにあげて一時間ほど冷暗所で塩抜きしてください。
塩抜きすると含んだ水分や塩分が抜けるだけでなく、
コハク酸という旨味成分が増して美味しくなります!
今回は、
先にマテ貝をワイン蒸しにしたものを、
必要量のトマトソースに加えてトマトソーススパゲッティにしました。
白ワインを入れてワイン蒸しにし、
殻が開いたら火を止めて、貝殻から身を外しておきます。
旨味の出た出汁(一応、濾してみましたが砂はありませんでした)は捨てないでください、
後でトマトソースに加えますので!
ということで、
トマトソースを作っていきましょう・・・
刻んだニンニクと唐辛子を多めのオリーブオイルを使い、
低温でジックリと焦げないように香りを出してください。
好みにもよると思いますが、
アンチョビやケッパーなどを入れると味が深まり美味しいと思います。
今回のトマトソースはラタトゥイユに近いのですが、
夏野菜のズッキーニやナスに自家菜園で収穫したタマネギを加えて、
具沢山のオリジナル夏野菜トマトソースに仕上げました。
ちなみに、
ナスの皮は煮込むと色味が悪くなるのが嫌なので取り除いています。
具材に軽く塩と胡椒して炒めてオリーブオイルと馴染んできたら、
トマトのホール缶、フレッシュトマトの他に、濃厚さが欲しいならトマトピューレやドライトマトなど・・・
そして、
忘れてはいけないマテ貝を酒蒸しにした出汁とハーブを加えてください!
ローリエとローレルは月桂樹で一緒のもの!?
マテ貝を酒蒸しにした出汁(取り出した身は入れません)と、
月桂樹のローズマリー(ローリエ)を入れ、塩と胡椒で味を整え水分が三分の二程度になるまで煮詰めてトマトソースの完成です。
ちなみに、
ローリエは英語、
ローレルはフランス語、
日本では月桂樹の葉となり一緒のものです。
トマトソースが完成したら、
スパゲッティに表示されている規定の湯で時間の2分ほど前に取り出し、
マテ貝の身を入れてトマトソースの旨味と一緒にパスタへ吸わせます!
パスタが好みの硬さ、
アルデンテの食感が好みなので・・・
マテ貝のトマトソーススパゲッティの完成です!
仕上げに粉チーズとオリーブオイルに刻んだパセリを加えました。
食べられないマテ貝の殻も見た目で美味しく・・・
マテ貝の全部が殻付きだと殻だらけで食べにくいので、
一個だけ殻に身を乗せて飾りとして使いました。
殻も飾りとして使えば無駄になりませんし、
料理を美味しく見せてくれます!
マテ貝の身もトマトソースを作る時に煮込んでいないので、
小さく硬くならずにフックラとしたジューシーな仕上がりです。
パスタに大事なアルデンテ感も伝わりますでしょうか!?
白ワインとの相性が抜群のマテ貝の夏野菜トマトソーススパゲッティ・・・
なかなか、
イケるのではないかなと思います!
季節の野菜で作ってみてはどうでしょうか!?