沖縄の夏野菜と言えば、
苦味が癖になるゴーヤーです。
5月8日は語呂合わせで「ゴーヤーの日」、
8月5日は「裏ゴーヤーの日」とされ愛されています。
そして、
ゴーヤーを使った料理といえば、
ゴーヤーチャンプルーですよね!?
ちなみに、
チャンプルーとは「ごちゃ混ぜ」という意味。
豚バラ肉やポークランチョンミートを使ったゴーヤーチャンプルーが一般的ですけど、
我が家では肉類を使わない、家族全員が好き嫌いなく食べられるシーフードのものをよく作っています。
自家菜園で収穫したゴーヤーです。
ゴーヤーの旬は5月~8月とされていますが・・・
9月になってもまだまだ収穫でき、
自家菜園で育てている野菜の中でも一番元手が取れると思います。
ゴーヤーは栽培方法も簡単ですし、
夏場の日差しを遮る自然のカーテン、
環境に優しいグリーンカーテンとしても役立つのでオススメ!
ゴーヤーの苦味を抜く方法と下処理!?
ゴーヤーの切り方と下処理の方法を説明していきます。
綺麗に洗ったゴーヤーの上下を切り落とします。
種が入っているワタの部分をスプーンで取ります。
残ったワタと種は天ぷらにすると、
イカ天のような見た目になり美味しく無駄になりません。
是非、
お試しください!
ゴーヤーを2ミリ~5ミリ程度に切る・・・
小さいゴーヤーの場合は、
斜めに切ると大きいものと長さを揃えられます。
自家菜園だと大きいものから小さいものまで、
不揃いにありますので切り方も大事なポイント!
ゴーヤーの苦味が苦手という方は、
水に5分ほど晒しておくと苦味が抜けて食べやすくなります。
私の場合は・・・
ゴーヤーはニガウリとも呼ばれているように、
本来の苦味を楽しむため水に晒さないで料理しています。
ゴーヤーに豊富に含まれている疲労回復に効果的なビタミンやミネラルを逃しません!
それでは、
その他の具材を用意していきましょう。
近所では・・・
島豆腐が手に入らないので、
木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、
重しをして30分ほど水切りしてから代用します。
手で千切っても、
水分が出てこないくらい水気を切ってください。
包丁で切るよりも、
手で千切ったほうが出汁の味が染み込みます。
ニンジンは千切りにするか、
しりしり器やチーズグレーターなどで切ります。
沖縄ではニンジンシリシリに、
しりしり器が欠かせません。
モヤシは水でよく洗って水切りしておきます。
シーフードのゴーヤーチャンプルーなので、
エビやイカに貝など海鮮の素材を用意します。
鰹昆布出汁に醤油と塩に砂糖で出汁を作っておきます。
隠し味として、
自家製のコーレーグースー(唐辛子の泡盛漬け)を加えました。
材料の下準備が終わったので炒めていきましょう!
ゴーヤーチャンプルーは炒め物ではなく炒め煮!?
ゴーヤーチャンプルーを美味しく作るのには中華鍋が必要!
コーティングしてない無垢の鉄鍋は鉄分も補給できますし、
本当に、テフロン加工したものとは味が違ってきます。
鉄鍋で料理する際は、
よく熱して油を注いで馴染ませてからが鉄則・・・
豆腐を入れて焼き目がつくまで炒めます。
シーフードの具材を加えて軽く炒め・・・
モヤシ以外の野菜を入れて全体に油を馴染ませ、
軽く塩コショウをして薄い下味程度の味付けをします。
また、
塩は食材の色味を保つ効果もあります。
油が馴染んだら、
直ぐに出汁を注いで炒め煮にしていきます。
沖縄の鰹節の消費量と出汁の文化・・・
ゴーヤーチャンプルーは炒め物ではなく、
炒めながら煮ていく炒め煮で出汁を具材に吸わせる料理です。
水分がある程度なくなってきたら味見、
ゴーヤーの硬さと味の確認をして・・・
最後にモヤシを入れてシャキシャキの食感を残します。
ゴーヤーチャンプルーで最後の仕上げとなる・・・
ゴーヤーの苦味をマイルドにする卵!
溶き卵に隠し味として、
少量の砂糖を入れたものを回しかけて、
数回、鍋を煽って半熟状態で盛り付けていきます。
豪快に皿へ盛り、
鰹節を天盛りにして完成です。
ゴーヤーチャンプルーは、
ゴーヤーの火の通り加減が重要なポイント!
火が通り過ぎて食感がなくなってしまうと、
全体が単調な食感になりメリハリが出ません。
いよいよ、
お楽しみの時間がやってきました・・・
沖縄料理のゴーヤーチャンプルーには、
沖縄名産の泡盛かオリオンビールしかないでしょう!
ゴーヤーチャンプルーの癖になる苦味と出汁、
泡盛の芳醇でスッキリとした味わいが最高に合います。
しかし、
若い頃は全く美味しいと思わなかった苦味のある山菜やゴーヤー・・・
年々、
癖のある野菜が好きになってきました。
癌や糖尿病にも効果のあるゴーヤーを、
料理して美味しく食べてみませんか!?
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