すり鉢で擂る事を、
職人の方は「あたる」というそうです。
江戸の料理人が「する」という言葉を嫌ったためだとか・・・
そのため、
すり鉢は「あたり鉢」、
すりこぎ棒は「あたり棒」とも呼ばれています。
ということで、
すり鉢に使う便利な調理小物を紹介していきます。
フードプロセッサーではなく、
すり鉢を使って料理を作ると摩擦熱が少なく、
食材の色も色鮮やかに残り見た目や味も美味しくなります。
使用しているすり鉢は、
山只華陶苑の加藤智也さんが造る独特な「波紋櫛目」のすり鉢・・・
https://jitaku-izakaya.jp/ryouri-dougu/suribati/suribati-katou-tomonari/
そして、
すり鉢で胡麻をするのは定番ですが、
すりたての胡麻の香りって良いものですよね!
擂り目に入り込んだ胡麻を掻き集める「竹バケ」で残さない!
でも、
困った事が・・・
すり鉢で胡麻などを擂ると、
当たり前の事ですけど・・・
どうしても、
擂り胡麻は擂り目の隙間に入り込んでしまいます。
そこで、
便利な調理小物「竹バケ」が重宝します!
左にあるのが「竹バケ」、
右にあるのが「竹スクレイパー」です。
竹バケはすり鉢に使い、
竹スクレイパーはおろし金に使用しています。
どちらも、
隙間に入り込んだものを掻き取って集めるのに便利ですよ!
擂り目に残ったすり胡麻を爪楊枝で掻き集める!?
ちなみに、
竹バケを使わない方法もあります・・・
代用品として、
爪楊枝を数本束ねて使えば良いのです。
食材を残さない、
無駄にしないという事も大事ですから!
すり鉢で作る料理の定番の白和え・・・
地味な料理ですけど、
あると嬉しい安心する優しい味、
たまに、
無性に食べたくなりませんか!?