料理には必需品の包丁も、まな板がないと思うように扱えません。
そして、まな板の固定方法でも違いが出てきます。
当然の事なのですが、ただ単に「まな板」を置くだけではなく、用途を持って使いやすくしようと思い購入した「まな板台(まな板足)」を紹介していきます。
主に業務用として売られている「まな板台(まな板足)」になります。
魚屋さんが水を流しながら捌いているのを見かけませんでしょうか?
ちなみに、魚屋さんなどが主に使っているシンク自体が業務用で「舟形シンク」というものです。
こういう風に、まな板を「まな板台(まな板足)」の上に置いているから、シンク内で上下左右に水を流す事ができるのです。
どうしても、魚をさばく際は内臓や血にウロコなどを洗い流さなくてはいけないので重宝していました。
しかし、どのご家庭でも「まな板台(まな板足)」が万能に使えるということではありませんので注意してください!
シンク内の形状によっては全く使えないということもあるということです。
「まな板台(まな板足)」は家庭用の立体シンクには使えない!?
我が家の新しいシンクです。
一見すると「まな板台(まな板足)」を何も問題なく使用できるかのように見えますよね?
しかし、立体シンクはシンク内が均等に平坦ではなく、流した水が残らないように立体的に傾斜がついていました。
排水口が左側にあるため、奥が高く手前が低い、右が高くて左が低くなっています。
皆さんも、「まな板台(まな板足)」が使えるか、一度シンク内を確認してみてください。
業務用ではなく家庭用のシンクなので、仕方のないことかもしれません。
料理するには、純正のプレートをスライドさせて、まな板を置かれるように設計されています。
愛着のある「まな板台(まな板足)」、YouTubeに動画をアップするようになって大活躍していました。
滑りやすいシンク内でも、ゴム製で幅が40センチ、厚みが30ミリのものなので重さもあり滑りません。
土台が不安定だと、怪我をする原因にもなるので、滑らないという事は非常に重要だと思います。
先程も言いましたが、何も問題なく使用できるように見えますが・・・
魚の皮引きを失敗する原因は「まな板」の設置状態と削れによる段差のせい!?
まな板を置いてみると、やはり、立体シンクは傾いていて魚を捌くのは難しい状態です。
シンクの低い所に台を置いて、高さ調整をしようともしたのですが、どうしても不安定になるため、現在は「まな板台(まな板足)」を使っていない状態になってしまいました。
とは言っても、まな板を乾燥させる時などに使用しているので無駄にはなっていません。
結局、我が家では純正のプレートをシンクにスライドさせて、まな板を固定するようにしました。
これなら、完全に水平なので魚の皮引きも問題なくできます。
まな板が水平でなく傾いていると、本当に魚の皮引きは難しいので注意が必要です!
それから、まな板を使用していると使っている部分だけが削れていき、段差ができて水平ではなくなるので手入れが必要になってきます。
技術面だけでなく、まな板の状態が皮引きを失敗してしまう原因になっているかもしれません。
タチウオを使った実用例になります。
シンクが広くなったので、大きな魚や長い魚にも無理せず対応できるようになりました。
「まな板台(まな板足)」を使っていた頃よりは、少し水はねに注意しないといけなくなりましたが、概ね満足できる使用感です。
私の場合は、「まな板台(まな板足)」を以前のシンクの時から購入していたので後悔は全くありませんが、「まな板台(まな板足)」を新たに購入しようと思う方は、シンク内の確認を必ずしてからにしてください。
買ったは良いが使えないでは話になりません!
この記事を書いた理由として、YouTubeで「まな板台(まな板足)」についてのご質問を受けることがあるからで、同じ悩みを持っている方に、少しでも参考になったという方がいれば嬉しいです。
という訳で、美味しい刺身をこれからも続けて作っていきますので宜しくお願い致します。