まな板の選び方と種類に手入れ方法!材質によって長所短所があるので注意!

 

料理に欠かせない道具といえば、「包丁」と「まな板」ですが、お手入れをしていますか?

包丁は砥石で研ぎますが、まな板は鉋などを使って削り、包丁傷や汚れを取って平面にしておくことが大事です。

 

というわけで、まな板の材質による違いや、手入れ方法などの違いを紹介していこうと思います。

 

 

大きいまな板から、小さいまな板まで、使い勝手によって様々ありますが・・・

何故、こんなにあるのかというと、大きく分けて野菜類と魚類、肉類によって用途を分けているからです。

 

面倒なことかもしれませんが、飲食店では食中毒予防のために、まな板を使い分けしているそうです。

(私は、飲食店ではなく一般家庭ですが、安全を重視して使い分けています)

 

 

材質も、柳、桧、銀杏、楓、オリーブウッド、ポリエチレン、合成ゴムなど様々あります。

ちなみに、ポリエチレンの耐熱温度はマイナス30度~90度、業務用の合成ゴムはマイナス30度~130度で30分の耐久力がありますが、取扱説明書を読んで適切に扱ってください。

 

木製のまな板の使い方と手入れ方法とは?

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私がYouTubeで公開している動画で、多く使っている俎板の材質は銀杏(いちょう)です。

柔らかい材質なので、包丁の刃にも優しく長切れし、油分もあるので水気にも強く、ひび割れもしにくいと思います。

柳や桧の大きく分厚い俎板も持っていますが、家庭用では横60センチ、縦30センチ、厚み3センチほどが扱いやすいように思いますので参考にしてください。

使い方と洗い方ですが、使用前に表裏(反り防止のため)を水で湿らせて拭いて匂い移りや色移りを防ぎ、使用後は塩とタワシなどで擦って洗い流して熱湯消毒し、木が割れたり反らないように風通しの良いところで陰干しします。

 

 

木製の俎板を使う場合は、魚のアラを叩き切ったりするため、包丁傷が深く入ることがあるので、鉋で表面を削る手入れが必要になります。

電動鉋もありますが、端の方が欠けやすいので使っていません。

(販売所や製材所に依頼するなどもできるが自分でしている)

 

ポリエチレン、合成ゴム系のまな板の使い方と手入れ方法とは?

 

 

 

ポリエチレン、合成ゴムなどの材質の良いところは、水はけが良く洗剤や漂白剤なども使えるためカビが生えにくい所です。

主に、肉類専用に使っているポリエチレン製の黒い俎板ですが、刃の当たりも柔らかく気に入っています。

ちなみに、横60センチ、縦30センチ、厚み3センチで、重量が5.4kgあり、木製の俎板よりも重いので女性には向かないかもしれません。

 

 

ポリエチレンや合成ゴムは鉋では削れないため、サンドペーパーや、専用の俎板削り、サンダーなどを使って手入れします。

あたりまえですが、電動工具を使った方が圧倒的に早いです。

 

 

こちらも、木製の俎板で材質が、オリーブウッドとメイプルの取っ手付きで、カッティングボードなどと呼ばれている物です。

パンやチーズなどの食材を切って、そのまま食卓に並べたりする時に便利なので使っています。

使用後は、先に説明した木製のものと同じく、中性洗剤を使っても良いですが、なるべく塩とタワシで擦って洗い流し、ひび割れを防ぐために風通しの良いところで陰干しし、表面がカサカサしてきたなと思ったらオリーブオイルを薄く塗って油分を足してください。

しっかりと手入れして使えば、孫の代までは使えるでしょう。

 

 

一通り簡単に説明しましたが、飲食店では、条例で地域により、木製の俎板を禁ずるところもありますが、刃の当たり具合や切り心地は、使ってみて木製の物が一番だと思います。

色々と考えて、自分に最適な物を選ぶ事が重要だと思いますので、まな板を選ぶ際には参考にしてみてください。

 

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