エビは好きですか?
塩茹で、天ぷら、エビフライなどにすると美味しいですよね。
今回は、晩秋から冬が旬の「車海老(くるまえび)」を使って「クルマエビの醤油漬け」を作っていきます。
エビの下処理と漬けダレの作り方は、下記にある動画を見ると分かりやすいと思うので見てみてください。
エビは何を使っても良いのですが、必ず刺身用の物を使ってください。
養殖物で活けのクルマエビです。
クルマエビ(車海老、車蝦、斑節蝦[1]、学名: Marsupenaeus japonicus)は、十脚目クルマエビ科に分類されるエビの一種。インド太平洋沿岸の内湾砂泥底に生息する大型のエビで、重要な食用種である。
かつては多くの近縁種と共に Penaeus 属に分類されたため、学名を Penaeus japonicus として記載した文献や図鑑も多い。研究が進んだ結果クルマエビ科の分類は細分化され、Penaeus はウシエビ、クマエビなどに限定された「ウシエビ属」となり、クルマエビの属名には Marsupenaeus が充てられた[2][3][4][5]。
日本での地方名はホンエビ、マエビ(各地)、ハルエビ(石川県)等である。また若い個体を指すサイマキ(稚エビ)、マキ(小ぶりの個体)等の呼称もある[4][6]。
特徴
成体は体長15cmほどだが、メスの中には30cmに達するものもいる。体は細長い円筒形で、脚は太く短い。生体の体色は青灰色か淡褐色で、黒いしまが頭胸甲には斜め、腹部には横に入る。日本産のクルマエビ科の中では最もしま模様が明瞭なので近縁種と区別できる。クルマエビの和名は腹を丸めた時に、しま模様が車輪のように見えることに由来する[3][4]。
額角の鋸歯は上縁に9-10歯、下縁に1-2歯(通常1歯のみ)があり、頭胸甲の背中側真ん中には額角から続く1本の隆起と両側に2本の細い溝がある。クルマエビ科に共通する特徴として、胸脚の3対に鋏があること、第2腹部が第3腹部の前部を覆っていないこと、夜行性であること、雌は卵を抱かずに一気に放してしまうこと、メスがオスより大きくなることが挙げられる[2][3][6]。
出典:wikipedia・・・クルマエビ
ちなみに、クルマエビの養殖物と天然物の違いは、色の違いで見分けることができます。
養殖は水深の浅いところに生息していて隠れるところがないため、日光が当って天然物よりも色合いが黒っぽいです。
天然物の場合は、日中は砂に潜ったりするため、日光の影響を受ける養殖物よりも色が鮮やかになります。
活きクルマエビの締め方と背わたの取り方とは?
「活きクルマエビの下処理方法」
- 氷水で締めて動かないようにする
- 頭部の後ろの隙間に竹串を刺して背わたを取る
- 殻ごと使うので、エビを粗塩で揉み洗いしてヌメリを取る
頭部の後ろにある隙間の少し下に竹串を刺して、ゆっくりと上に引っ張るようにすると簡単に背わたが取れます。
背わたは忘れずに必ず取りましょう。
殻ごと使うので、ヌメリを取るために粗塩で揉んで洗い流してください。
「醤油漬けダレの材料」
- 濃口醤油:200ml
- 日本酒:200ml
- 味醂:200ml
- 赤唐辛子:2本
- 青唐辛子:2本
- ニンニク:一かけ
- ショウガ:適量
- 昆布:5g
「醤油漬けダレの作り方」
- 濃口醤油、日本酒、味醂を火にかけてフツフツと沸いてきたら火を止めて冷ます
- 冷ました漬けダレ、刻んだ赤唐辛子、青唐辛子、輪切りにしたニンニク、千切りにしたショウガ、昆布を合わせて出来上がり
保存容器に全ての材料を入れ、冷蔵庫で1日馴染ませれば出来上がりです。
漬け込んで仕上がった状態です。
器に盛り付ければ出来上がりです。
このまま食べても良いのですが、食べやすいように殻を剥いていきます。
殻を剥く際は、頭部にある赤黒い砂袋を取っておくと良いでしょう。
頭部を食べてジャリッとするのは、エビ味噌と砂袋を一緒に食べてしまっているからです。
食べてみるとエビのブリッとした弾力と食感を楽しめるわけですけど・・・
好みの問題ですが、私は生より軽く火を通した方が甘みが増して美味しいと思います。
そのため、軽く湯引きしてから漬けにしても良いのではないかなと思いました。
自分好みにできるのも、自分で料理する醍醐味ですから思い思いに楽しみましょう。