自宅でも美味しい「天ぷら」を作りたい・・・
そのためには、
天ぷらを揚げる専用の鍋「天ぷら鍋」は欠かせない道具の一つです。
もちろん、
唐揚げ、フライなどの揚げ物全般も美味しくカラッと揚がります。
今回の記事では、
左奥にある砲金鍋を紹介していきます。
右奥にあるのが、
砂鉄から作られた山王堂の砂鉄鍋です。
手前にあるのが、
本手打ちで造られた銅銀銅器店の銅鍋です。
どの鍋も蓄熱量が多いので、
食材を入れても油の温度が下がりにくいためカラッと揚がります。
「てんぷら近藤」で砲金鍋が使われる理由!?
砲金鍋の特徴は、
何と言っても黄金の輝きだと思います。
砲金とは青銅の一種で、
銅、錫、亜鉛から造られる合金です。
それから、
砲金という名の由来ですが・・・
砲金は鋳造が容易なために大砲の材料として使われ、
ガンメタルと呼ばれるのも納得します。
しかし、
磨いた砲金は綺麗で映えます!
「てんぷら近藤」で使われている理由でしょう。
外側を見ると鋳物で造られた痕跡が見えます。
現在では、
生産終了しているので入手困難となっているのが残念です。
底は滑り防止のためにあえて磨き仕上げをしていません。
高温の油を大量に入れた鍋が滑ると危ない!
中央には「平」という刻印がありましたが、
何処が作っていたものなのかは不明です・・・
砲金鍋で作る「天ぷら」は見た目にも美しい!?
それでは、
砲金鍋を使って「小海老と九条葱のかき揚げ」を作ります。
厚みがあるので蓄熱量が高く、
油の温度を一定に保ってくれます。
それから、
油を注いでも神々しい輝きが目を引きます!
揚げているのを眺めていても見飽きません。
サクッと揚がりました!
やっぱり、
「天ぷら」などの揚げ物は揚げたてが一番です。
自宅だからできるビールを片手に摘み食いは醍醐味の一つ!?