日本の代表的な食文化の一つ、刺身や蕎麦に欠かせないものと言えば、名脇役の山葵(ワサビ)ですよね!?
ワサビには、殺菌効果もあるので一石二鳥です。
しかし、市販されている便利なチューブ入りのワサビで本ワサビなどと書かれてありますが・・・
実際には添加物がかなり使用されていて混ぜ物です。
と言いながらも、いつも本ワサビが売られているという訳ではないので、粉山葵とチューブ入りのタイプのものを常備していますけど・・・
当然ですが、本物のワサビを擦り下ろさないと、色味に風味やクリーミーな粘りを絶対に真似できません!
鼻に抜けるツンとした爽やかな香り~
という訳で、鮫皮のワサビ専用おろしを紹介していきます。
ワサビ製品の老舗メーカーでもある、金印(きんじるし)から販売されているものです。
実際に使用している動画を見てみてください。
長次郎の物と迷いましたが、金印を選んだ理由は後ほど・・・
ワサビおろしの本鮫皮はエイの革を使っている!?
本鮫皮を使用した最高級品です。
本鮫皮とありますが、サメではなくエイの革を意味し嘘ではありません。
背中の中央部の皮が高級品に使われています。
木に鮫皮を貼り付けたものです。
高級な回らない寿司店などに行くと、よく見かけるのではないでしょうか!?
それから、ワサビを擦りおろすのは、おろし金でもできますが・・・
後で詳しく違いを見比べていきますが、ワサビ専用の物にはとても敵いません。
ワサビマークの金印がカッコイイですね~
鮫皮(エイ革)の拡大写真です。
一つ一つが、歯のようになっています。
よくあるワサビおろしは、木の板に鮫皮を貼り付けただけの物が多いですが・・・
角から鮫皮が剥げてきたり、耐久性に少々問題があります。
写真のように、剥がれやすい端を鋲打ちしている物の方が長持ちし、見た目にも格好良いですよね!?
木の材質もきめ細かく良い物が使われています。
非常に滑らかな手触りです!
また、平面ではなく曲面に仕上げられています。
ワサビを擦り下ろした際に、中央部へ集まりやすくする構造です。
それでは、本物のワサビを擦り下ろしていきましょう!
ワサビの風味を最大限に活かすには鮫皮が一番な理由とは!?
ワサビを擦り下ろすのは、通は良く茎からと言われていますが・・・
どちらからでも構いません。
大根と同じで、先端の方は辛味が強く、茎の部分は甘味や色合いが綺麗です。
擦る際には、円を書くようにすりおろしてください。
綺麗な色合いで、クリーミーな仕上がりですよね!?
鮫皮で優しく擦り潰すようにしないと、他の道具では真似できません。
ワサビの風味や辛味が足りない場合は、不思議な事に砂糖を加える事もあるそうですが・・・
本鮫皮のワサビ専用おろしには必要ないかと思います。
愛用している銅のおろし金で擦ってみました。
切れ味が鋭いので、擦り潰すようにはできません。
やはり、専用のものには理由がありますよね!?
説明書に使用方法と手入れ方法が詳しく書かれています。
ワサビの美味しい食べ方と下処理方法ですが・・・
本ワサビで一番大事な事は、擦り下ろしたら10分ほどで風味が抜けてしまう!
ワサビが残ったら、湿らせた紙などに包んでから冷蔵庫で保管します。
もし、擦り下ろした状態で余ったら、風味が抜けないうちにラップに包んで冷凍すれば問題ありません。
使用後の手入れ方法は、タワシで洗い流して陰干し乾燥してください。
注意点として、お湯を使うと皮がふやけて劣化します。
刺身は美味しい・・・
そして、より美味しく食べるためには、本物のワサビが必要になりますよね~
マニアックな料理道具ですけど、本物の味を楽しむためには欠かせません。
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急なコメント申し訳ありません。
私、関西テレビで番組制作をしております、
メディアプルポの栗原と申します。
こちらの記事のワサビのお写真を番組にて使用したくおもいご連絡致しました。
お手数おかけしますが、メールにてご連絡頂ければ幸いです。
ご確認よろしくお願いいたします。
こちらとしても嬉しいことですので、どうぞ使ってください。