料理を美味しく見せる鍋!?
料理の味を美味しくする鍋!?
どちらも、
叶えてくれる鍋・・・
それは、
土の温かみのある土鍋です!
もう、
手放せませんね~
私が愛用しているのは、
雲井窯の中川一辺陶さんが造る土鍋です。
万能で一般的な形状の土鍋と、
炊飯専用の円筒状をした御飯鍋があります。
鍋物やオールマイティーに使うのなら迷いなく万能鍋!
それなら、
ご飯鍋は必要あるのか!?
どちらでも、
ご飯を炊くことができますが・・・
やはり、
専用の道具は使いやすいように造られていますので、
炊飯時に噴きこぼれにくく造られています。
土鍋の使い始め「目止め」が重要で長持ちする秘訣!?
素朴な藁の鍋敷きと相性の良い土鍋・・・
機械で造られる大量生産の土鍋ではなく、
手造りの土鍋は一つづつに個性があり、
使っていくうちに愛着も沸いてきます。
しかし、
土鍋などの陶器は使い始めが肝心!
目止めという作業をすることで、
陶器ならではの微細な隙間を埋めて、
汚れにくく染みがつきにくくなり、鍋の強度も高まり長持ちするのです。
そんな、
大事な目止めの方法は・・・
ご飯を研いだ・・・
米の研ぎ汁を使います!
その他にも、
小麦粉や片栗粉を使用する方法もありますけど、
わざわざ用意しなくても大丈夫です。
基本的な事ですけど、
鍋底が濡れた状態で火にかけると割れる原因にもなるので注意してください!
それでは、
目止めをしていきましょう・・・
鍋に米の研ぎ汁をタップリと注いでから、
弱火~中火の火加減で火を点け、沸騰したら火を消して完全に冷めるまで放置し、
最後に洗い流して目止めの完了です。
一度でも十分な目止めの効果がありますが、
気になるようでしたら2~3回ほど繰り返してください。
また、
最初のうちは「おかゆ」などを作れば、
目止めと同じ効果が得られます。
後は使い込むだけ!?
土鍋に優しい洗い方と手入れ方法で長持ちして一生物になる!?
土鍋は料理を作った後の手入れも大事なんです。
少々、
面倒かもしれませんが・・・
土鍋に料理を入れっぱなしにするのは良くありません!
ご飯物ならある程度は大丈夫ですけど、
鍋物などの汁物は食べ終えたら別の容器に移し替えてください。
それから、
鍋底が焦げ付いてしまった場合には、
ぬるま湯を注いで30分ほど放置して、
亀の子タワシ(金属や研磨剤のないスポンジ)などで優しく擦り取ってください。
それでも取れない頑固な汚れの場合は、
重曹を少量入れて沸騰させると焦げが浮いてきて簡単に取れます。
要は、
汚れや焦げを浮かしてから洗うのが大事!
頑固な焦げをそのままゴシゴシして、
力任せに落とそうとするのは土鍋の表面に傷をつけてしまい、
焦げ付きやすくしているのと同じで土鍋に良くないという事です。
すっぽん鍋の土鍋は洗剤で洗わないのは本当!?
ちなみに、
一流店の「すっぽん鍋」などに使用する土鍋は洗剤を使って洗うと怒られる!?
洗剤を使わないで、
お湯と亀の子タワシで綺麗に洗い流して、
鍋を伏せた状態で乾かすのだそうです。
旨味を吸った土鍋が、
次に料理した時に出汁の旨味を与える・・・
そう、
「美味しんぼ」でありましたよね!
使い込んだ「すっぽん鍋でお粥を炊くだけ」で、
出汁を加えたような極上の雑炊に仕上がると!!
しかし、
家庭では洗剤を使わないと生理的に無理という方もいると思うので自由にしてください。
日本の土鍋って良いものですよ~
一つ一つ、
愛着のある土鍋なので個別に紹介していきます。